アロマテラピーの楽しみ方には、いろいろな方法があります。
ここでは、生活シーンでカンタンにできる、楽しみ方を3つご紹介したいと思います。
アロマテラピーの楽しみ方1 ~香らせる~
アロマテラピーの気軽な楽しみ方の一つ目は<香らせる>です。
香らせるというのは、どういうことかというと、
精油=香りのもと=植物から抽出された天然100%のものを言います。
なので精油名は、基本的に存在している植物の名前になっています。
例えば、ラベンダー、ローズマリー、オレンジなど、
親しみのある植物など、身近に感じるものもあるのではないでしょうか?
アロマテラピーの場合、鼻から香りが入ると、脳にダイレクトに届きます。
嗅覚、味覚、触覚、視覚、聴覚のなかで、嗅覚だけが大脳旧皮質という
ところへ直接届くので、本能の部分に直接アクセスすることができちゃうんです。
なので、ただ香りを香らせるだけで、気持ちがリラックスしたり、
癒されるような感じになったりすることができるんですね。
天然の香料だからこその、いいところでもあります。
じゃあ具体的には、どうやったらいいの?ってことで
ここからご紹介しますね~!
具体的な香らせ方は?どうしたらいいの?
香らせることを、アロマテラピーでは「芳香」といいます。
・芳香拡散器を使って香らせる方法
芳香拡散器といって、コンセントや、ローソクなどの火を用いて
熱で拡散芳香するものがあるのですが、これを使っていきます。
まず香らせたい場所に芳香拡散器を置いて、
小皿の上に精油を数適垂らします。
たったそれだけで、香りの芳香浴ができます。
ローソクなど火を使う拡散器は、近くに布や紙など置かないようにしましょう。
なお、窓際に置くと、カーテンが風で揺れて引火する危険性があるので、
カーテンから離れた場所に置くようにしましょう。
・火を使わずに香らせる方法
芳香拡散器はないけど、香らせたい!という場合は、コチラがオススメです。
ティッシュに垂らす場合
★お部屋のなかで・・・使う場合は、窓際や、エアコンの送風口にテープで貼るだけで、空間に香らせることができます。空気を清浄してくれたりする働きのある精油を使えば、赤ちゃんのいるご家庭にも安心ですね。
★車内で・・・よく使うのは、オレンジやレモンなどの柑橘系の精油をティッシュに数適垂らして
足元などに置いておく方法です。
これだけで、リフレッシュできるので市販の芳香剤が苦手な方にもオススメです。
他にも・・・
★マグカップで・・・マグカップにお湯を張り、そこに数滴垂らすと、
フワーっと優しく香りを拡散します。
★石に垂らす
★厚めの木片に垂らす
なども、さりげなく香りを演出できてお手軽なので、オススメです。
拡散するついでに、
ユーカリや、ティートリー、ペパーミントなどの精油を垂らして、
マグカップに鼻を近づけて鼻呼吸をすると、鼻の通りがスッキリしたり
喉の調子が良くないときは、マグカップに口を開けて口呼吸をすると、不快な状態がクリアになります。
アロマテラピーの楽しみ方2 ~作る~
アロマテラピーの気楽な楽しみ方の2つ目は、<作る>という方法です。
アロマテラピーの材料で手作りしたものを、「アロマクラフト」と呼びます。
私はアロマテラピーのおかげで、ドラッグストアで売っているものを
ほとんど手作りできるようになりました。
例えば・・・
● 夏は、虫よけスプレー&虫刺され後のスプレー
● 日焼け止め用オイル
● 秋、冬は、保湿用クリーム
● 春は花粉症予防スプレー
● マスクを快適にする、マスク用スプレーなどなど
一例ですが、なんでも作れちゃいます。
えー!私も作りたい!どうやったら作れるの?って思いますよね?
では、どうやって作れるか?紹介していきますね~♪
スプレーの作り方は超カンタン!
用意するものは4つだけ!
スプレー容器、無水エタノール、お水、精油があれば作れちゃいます!
無水エタノールは、薬局で手に入れることができます。
浄水器のお水でもOKです。
では、一例としてマスクにシュッシュするスプレーを作っていきましょう。
用意するもの(50ml)
無水エタノール 5ml
精製水 45ml
精油 合計 10適
作り方
1.スプレー容器に、無水エタノール 5mlを入れる。
2.1に精油を入れる。
3.精製水 45mlを入れて混ぜる。完成!
精油の種類としては、
マスク用に作りたい場合、
ティートリー3適
ペパーミント4適
ユーカリ・ラディアタ3適
という感じでブレンドするのがオススメです。
とってもカンタンで、マスクにシュッシュするだけで自然の香りに包まれます♪
アロマテラピーの楽しみ方3 ~塗る~
アロマテラピーの気楽な楽しみ方の3つ目は、塗るという方法です。
有名な例でいうと、エステサロンの「アロマトリートメント」など、
聞いたことがあるんじゃないかと思います。
自分でブレンドして作るオイルは、作って塗ると、
とても気持ちがいいです。
顔や、身体に使えるのでとても便利です。
精油はとても濃縮された液体のため、原液のままで直接皮膚につけることは数種類を除いては、あまりしません。
もし使う時には、植物油とやジェルなどと薄めて使うようにした方がいいですよ。
アロマテラピーで使われる植物油のことを「キャリアオイル」と呼びます。
キャリアオイルは、精油と親和性があるため混ざりやすいだけでなく、
香りが揮発するのを防いで、香りを閉じ込めて皮膚にとどめてくれます。
そして香りの成分がお肌に浸透しやすくなるよう助けてくれる働きがあります。
ここからは、食品用の油と分けるために「キャリアオイル」と呼んでいきますね。
アロマ専門店に化粧用の植物油がありますので、それを使うといいです。
キャリアオイルの種類としては、ホホバオイルや、スイートアーモンドオイル、
オリーブオイル、グレープシードオイルなどがあります。
アロマ専門店のキャリアオイルは、添加物が入っている心配もなく、お肌に優しくなじんでいくので、お肌の調子もいいんです。
1.ガラス製か陶器製の容器など、溶けてしまわない容器に、
キャリアオイル小さじ1に対して精油を1適入れます。
2.混ぜたらアロマブレンドオイルの完成です。
~ 使い方 ~
お肌の塗りたいところに、アロマブレンドオイルを手にとり塗っていきます。
もしもオイルのベタつきが気になるようでしたら、
ふき取っていただいてもかまいません。
アロマテラピーの楽しみ方 まとめ
今回は大きく分けて3つの楽しみ方をご紹介しました。
わたしのおすすめの方法は、香らせる、作る、塗るという3つの方法でした。
アロマテラピーは、なんだか特別なもののように思われがちかもしれませんが、
やってみると、カンタンに気軽に楽しめるものばかりなので、
もしよろしければ参考にしてみてくださいね。
コメント